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尊厳死宣言公正証書をお考えの方へliving-will

尊厳死と安楽死

 最近、「尊厳死」という言葉をニュース等で耳にすることがあります。一方、「尊厳死」と似た言葉で、
「安楽死」という言葉もあります。みなさんは「尊厳死」と「安楽死」の違いを説明できますか?

 広辞苑によると、下記のように記載されています。

尊厳死:一個の人格としての尊厳を保って死を迎える、あるいは迎えさせること。近代医学の延命技術
   などが、死に臨む人の人間性を無視しがちであることへの反省として、認識されるようになった。

安楽死:助かる見込みのない病人を、本人の希望に従って、苦痛の少ない方法で人為的に死なせること

 簡潔に言うと、尊厳死は「過度な延命治療をせず、自然な死を迎えること」、安楽死は「薬物などによって、死期を早めること」となります。

 しかし、この考え方は日本特有のもので、外国では少し違っているようです。外国では、尊厳死と安楽死の区別がありません。

 アメリカのあるニュースによって、「Death with dignity」という言葉が日本で知られることになりました。直訳すると「尊厳ある死」という意味になりますが、日本では「安楽死」の意味合いが強いです。つまり、外国の「尊厳ある死」と日本の「尊厳死」は別の意味になります。

 欧米の一部では、法律により「安楽死」が認められています。では、日本で「尊厳死」と「安楽死」は認められているのでしょうか?「安楽死」については、殺人となり罪に問われます。「尊厳死」についての法律はありませんので、違法ではありません。しかし、場合によっては、医師が訴えられる可能性もあります。

尊厳死宣言をするメリット

 尊厳死宣言に法的拘束力はありませんが、ある調査では、医療現場において9割が実行されているそうです。では、尊厳死宣言をするメリットはどこにあるのでしょうか?

  • 安らかな最期を迎えることができる
  • 自分の意思を尊重してもらえる
  • 家族に辛い決断をさせずに済む
  • 高度な延命治療による高額な医療費を軽減できる
    (家族への金銭的負担を軽くすることができる)

 以上のようなことがあると思います。しかし、家族は別な思いかもしれません。「大事なひと、少しでも生きていて欲しい」家族ならそう願うのが自然ではないでしょうか。

 また、突然事故に遭遇し、正常な判断ができない状況になってからでは、当然「尊厳死」を主張することはできません。

 正常な判断ができるときに家族とよく話し合い、準備をすることが大切です。

料金表

総 額
尊厳死宣言公正証書 26,000円

※表示価格は税込み価格となっております。
※地域によっては交通費が発生いたします。
※受け付け順に対応いたしますので、状況によってはお待ちいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

サービスの流れ

(1)お問い合わせ

 まずはお電話またはメールでお問い合わせください。
 お電話がつながらない場合や休日は、メールをご利用ください。後日、弊所よりご連絡いたします。

(2)無料相談

 弊所に来所されるか、またはご指定の場所で無料相談を行います。

(3)ご契約

 サービス内容、お見積りにご納得いただけましたら、ご契約となります。

(4)宣言書作成及び公証役場との調整

 公証役場と調整をしながら、尊厳死宣言書の下書きを作成いたします。完成しましたら、お客様ご自身が公証役場に行き公正証書を作成するようになります。日程調整なども弊所で行いますのでご安心ください。

(5)お支払い

 請求書を送付いたしますので、現金または銀行振込でお支払いください。

お問い合わせ

 福島県で尊厳死宣言公正証書をお考えであれば、行政書士宮﨑にお任せください。
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